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植物由来ミートをノーマルと捉えるバーガーキングのキャンペーン

オーストリアのウィーンにあるバーガーキングで植物ベースを「普通」とする社会実験が行われた。バーガーキングを訪れた客が注文を始めると、店員は客に「ノーマル(普通)」か「ウィズ・ミート(肉入り)」か、という一風変わった質問を投げかける。客が「ノーマルで」と答えると、植物由来ミートのハンバーガーが提供されるというもの。デフォルトを植物由来ミートにすると、それを体験しようとする人も増える可能性があり、さらなる議論の誘発が期待される。

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壁も屋根もないホテル「Null Stern Anti-Idyllic Suite」

スイス・サイヨンにあるガソリンスタンドの脇に「Null Stern Anti-Idyllic Suite(のどかでないスイート)」ホテルがつくられた。壁や屋根がなく、排気ガスの臭いにまみれた場所にある。壁も天井も無い場所で暮らしたり、気候変動が進めばガソリンスタンド脇のような、寝るのには快適とは言えない場所で生活しなければならなかったりする人のことを考えるためにつくられたのだという。

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車椅子で生活する人にとっても使いやすい家具「The Accessible Home」

米国の家具ブランドPottery Barnは、移動に困難を抱える人が使いやすい家具コレクション「The Accessible Home(アクセシブルな住まい)」を発表した。家具コレクションは、ソファ、洗面台、仕事用の机、鏡、ランプ、手すりなど、150種類にも及ぶ。既存の健常者向けの家具を、移動に困難を抱える人に合わせてアレンジしており、価格は既存の商品と同程度のものが多いという。

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街中にあるみんなの本棚「Little Free Library」

米ウィスコンシン州で始まった「Little Free Library(自由な小さい本棚)」というプロジェクトでは、すべての人にとって本がいつも身近にあるように、街中に本の交換所を設置している。「本を持って帰るときは、必ず自分の本を置いていかないといけない」というルールはなく、「いつでも、できるときに本を置いていってくれたら嬉しい」というスタンスで運営されている。

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寝るだけで社会貢献できるロンドンの水上ホテル「Good Hotel」

英国・ロンドンの港の水上にあるGood Hotelは、環境、ゲスト、ローカルコミュニティに優しいホテルだ。ホテルで出される食事は地産地消の食材を使い、アメニティのプラスチック削減にも積極的に取り組む。照明器具は紙、ロビーの椅子は廃棄されるプラスチックを使用している。また、雇用の機会を失った現地の若者を中心に雇用し、ホテルで働く上での4ヶ月間のトレーニングを実施。のちに彼らをフルタイムの社員として採用している。

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空き家の情報を公開せず借り手が見つかる「さかさま不動産」

「さかさま不動産」は、従来の「貸したい人から借りたい人に対する情報発信」ではなく、「借りたい人の情報」を公開する不動産だ。借りたい人にどんな物件が良いか、何をしたいかを事前にヒアリングし、空き家とマッチングさせるしくみ。空き家の情報を不用意に公開してしまうと、住所が特定されるために人の少ない地域の空き家は侵入リスクがある。また、誰の空き家か分かることで「実家を捨てるのか」や「お金に困っているのか」など、近所のトラブルにもつながるためだ。

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廃棄されるコスメを起点に自分の存在意義を見つめ直すワークショップ「COLOR Again」

廃棄されるコスメを絵の具、ネイルチップ、キャンドルなどにアップサイクルしているモーンガータ社がワークショップ「COLOR Again」を立ち上げた。コスメのアップサイクルにとどまらず、ワークショップを通して「コスメが持つ本来の使命」を明確にし、さらに子どもから大人に成長していくなかで蓋をされた「個人の感性」を解放することが目的だ。個人の感性を肯定することで行動変容を促すという。

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男性が精神的な悩みを相談できるヘアサロン

英国のフィットネスアパレルブランド・Gymsharkが、精神的な悩みを相談できる男性向け理髪店をオープンした。精神的な問題を抱える男性たちの多くは、医者やセラピストの元を訪れない一方、理容室には足を運んでいるためだ。同店のスタッフは全員、メンタルヘルスに関するトレーニングを受けた理容師で、理容師との会話のなかで気軽に悩みを相談することができる。取り組みの目的は、悩みを吐露する場がない成人男性にとってのセーフスペースを作ることだという。

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喘息の子どもが楽しく薬を吸引できる楽器風吸引器「Oplay」

中国・江南大学のデザイナーチームが喘息に悩む子どもたちのために、楽器をモチーフにしたデバイス「OPlay」を開発した。OPlayには喘息スペーサーとピークフロー測定の2つの機能があり、子どもがデバイスを操作するとその動作を感知して音楽が流れる仕組みになっている。投薬・検査・記録をシームレスにし、子どもたちが自身で治療習慣を身につけられるようにすることを目指している。

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移住者が地元の歴史や魅力を知れるウォーキング映画「Toerd’amour」

近年移住者が増えているオランダ・スローテルダイクで、居住者にもっと街の歴史や魅力を知ってもらおうとウォーキング映画『Toerd’amour』を制作した。屋外でのアクティブなマルチメディア体験として鑑賞する。出発点であるスローテルダイク駅の正面玄関前で専用のQRコードをスキャンすると、自分自身が主役になることができる。次に脚本を選び、映画の一部をスキャンすることで、アクションに参加できる仕組みとなっている。

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