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スイスの研究者が考案した「紙とインクの電池」

スイスの研究機関「Empa」の研究者らは、紙とインクだけでできた「紙電池」を考案した。紙電池は生分解性の材料からできており、紙に水を数滴垂らして活性化させることで、紙電池は1.2ボルトの電圧に達する。液晶ディスプレイ付き目覚まし時計の電源を1時間持続させることができる。紙電池が低消費電力のさまざまな使い捨て電子機器に利用可能なほか、従来の電池と比較して、環境負荷を最小限に抑えることができるという。

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環境問題への不安を共有し、アクションにつなげていく「気候カフェ」

NPO「Force of Nature」が気候カフェを開催した。環境問題や気候変動について抱える不安な感情を話し合えるカフェで、「人々の不安な気持ちをアクションに変えるような場づくり」をコンセプトとしている。COP27に合わせ、期間限定で町のカフェや公園、オフィスなどさまざまな場所で開催されたという。申し込めば誰でも自分のまちでこのカフェを主催できる。カフェを主催する際に金銭的なハードルがある場合は、少額の資金提供も行っている。

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外来種の魚の皮を有効活用した「フィッシュレザー」のスニーカー

外来種の魚ミノカサゴがフロリダ沖に誤って持ち込まれてから、過去40年で生息域を急激に広げており、その生態系への大きな影響が懸念されている。ミノカサゴによる生態系への悪影響を軽減すべく、捕獲したミノカサゴの皮を使ったレザーで作られたスニーカーが誕生した。ミノカサゴの身の部分はレストランに販売し、レザーにも食用にもならない部分は餌や油として活用されるなど、すべての部位が無駄にならない工夫がされている。

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スタッフが全員吃音持ちの「注文に時間がかかるカフェ」

「注文に時間がかかるカフェ」は接客業に挑戦したい気持ちはあるものの吃音のため一歩を踏み出しにくいと感じる若者の、挑戦の場になっている場となるカフェだ。吃音を知らない人に吃音当事者のことを知ってもらったり、吃音を持つ人との接し方がわからない人に接し方のヒントを伝えたりする場にもなっている。他者にどう接してほしいかは人それぞれのため、​​同店のスタッフは自分のマスクに「こう接してほしい」という要望を明記している。

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気軽にまちづくりに参加できる、チューリッヒのSNS「Bikeable」

スイスのチューリッヒ市は、自転車で走りやすい街をつくるためのチャット型プラットフォーム「Bikeable」をまちづくりに活用する。市民は改善してほしい場所の写真をBikeableにアップロードし、オンラインマップで場所を指定する。道が改善されたら、再びその場所の写真をアップロードし、以前との違いを確認できるようにしている。また、登録すれば誰でも投稿にコメントし、自転車で走りやすい道にするための議論に参加できる。

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スマホの電池が切れそうな人だけにコロナビールをサービスする「Corona Recharge」

コロナビールが、スマホの電池が切れそうな人だけに冷蔵庫の中に入ったコロナビールを飲んで気分転換をすることを促す「Corona Recharge(コロナビールで心の充電)」サービスを展開した。冷蔵庫は機械学習モデルを用いて、さまざまな種類のバッテリーアイコンとバッテリー残量を認識する。バッテリーがなくなりかかっていると認識すると、冷蔵庫の扉に付いた電磁石の磁力がなくなり、自動的に扉が開く仕組みだ。

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普段の食事よりもビタミンが多く含まれるポスター「Malnutrition Labels」

大手食品メーカーのドール・サンシャイン・カンパニーは「ロゴを含めた全ての文字が、そこにある自販機で買えるチョコレートバーよりも多くのビタミンAとCを含んでいます。なぜなら、このインクはグレープフルーツとブルーベリーで作られているから」と書かれたポスターを製作し、街中のポスターを設置するキャンペーンを行った。ポスターに使われるインクは廃棄されるフルーツからできている。

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自宅に眠るごみを人気ゲーム「マインクラフト」の通貨にできるリサイクルキャンペーン

マイクロソフトが提供するゲーム「マインクラフト」はユーザーに向けて、スマートフォンやタブレットといった自宅に眠る電子廃棄物を探し出し、リサイクルに出すよう呼びかけるユニークなキャンペーンを実施した。ノルウェーの家電量販店「エレクショップ(Elkjøp)」と連携し、ユーザーが使用済みの電子機器をElkjøpの店舗に持っていくと、ゲーム内専用の通貨「マインコイン」をゲットするための引き換えコードがもらえる。

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デニムからデニムを生む、倉敷のプロジェクト 「Remade in Japan」

デニムの産地として有名な岡山県倉敷市で始まった、産地全体で取り組むデニムのリサイクルプロジェクト「Remade in Japan」。倉敷の5つのブランドが共同で一般家庭からデニム製品を回収したあと、反毛というリサイクル技術(回収した衣類を裁断し、綿状にしてから新たに糸を作る技術)を使って再び製品を生産・販売する。複数のブランドが集まることで発注量を増やすことが可能なため費用を抑えることにもつながり、サーキュラーエコノミーの実現に近づく。

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NFTを購入するとコスタリカの森林に木を植えられるゲーム「Alóki」

コスタリカのジャングル散策をバーチャル体験できるゲーム「Alóki」はブロックチェーンを活用したNFTゲームだ。自分のオリジナルキャラクターやアイテムを作成でき、遊んでお金を稼げるゲームで、ゲーム内でNFTを買うたびにコスタリカ現地の熱帯雨林に木が1本植えることができる。Alóki社は「Alókiの聖域」と名付けた750エーカーの土地を所有しており、この土地に1万本以上の木を植えることを目指している。

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