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京都から出るロス食材を使った「八方良菓の京シュトレン」

京都のまちから出るロス食材を活用したお菓子づくりに取り組むブランド「八方良菓」では、梅酒の梅の実、生八ッ橋、酒かす、おから、レモンの皮など、京都のロス食材を活用した洋菓子「八方良菓の京シュトレン」を地元の料理人とともに開発した。もともとパンや焼き菓子の製造を担っていた京都市内3ヶ所の福祉作業所で製造している。お菓子の配送には京都市立芸術大学から出る廃棄紙を緩衝材として使用するなど、廃棄物の削減にも寄与している。

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ホームレス問題から目を逸らさないための巨大彫刻「アレックス」

英国ではホームレスの数が急増している。その問題から目を逸らさぬよう、ロンドンのキングス・クロス駅に巨大な彫刻「アレックス」が設置された。アレックスの顔は、慈善団体crisisが支援する17名のホームレスの人々のプロフィールをコンピューター技術で掛け合わせ、リアルに表現させたものだ。彫刻の周りにはQRコードが印字されており、読み取ると支援サイトや寄付サイトへと誘導される仕組みだ。

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大切な人の遺灰をダイヤモンドにするブランド「Eterneva」

米国のEterneva社は残された人の気持ちに寄り添うため、亡くなった人の遺灰でダイヤモンドを作る事業を行っている。亡くなった人のイメージに合わせて青や赤などダイヤモンドの色を選ぶことができる。遺灰以外でも、亡くなった人の髪の毛、綿素材の服、ドライフラワー、手紙、写真などダイヤモンドの製作に必要な炭素を取り出せるものであれば同社に提供し、ダイヤモンドを作ることができる。

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森や空気など自然の権利について考える「生物多様性の損失に関する市民会議」

アイルランドでは「生物多様性の損失に関する市民会議」が開催された。同会議において「生物多様性を守るための憲法改正の是非を問う、国民投票を実施する」という提案に、圧倒的多数が賛成した。もし憲法改正が実現すれば、人間にも自然にも影響が及ぶ可能性がある。自然が生存・繁栄・永続する権利、自然環境が劣化したときに修復される権利、そもそも自然環境が劣化しないよう守られる権利などさまざまな権利が考えられる。

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植物と人間が融合した「200年後」を体験できる米ポートランドの美術館

米国ポートランド美術館で開催されている展覧会「Symbiosis(共生)」では、VR技術を使ったインスタレーションで、来館者は人と動物と植物が合体した、200年後の世界を体感できる。具体的には、カエルと人が合体した生物や、蝶と蘭の花と人が合体した生物などになることができる。地球温暖化が進んだ世界で、人と他の生物が一体となって環境問題に立ち向かう様子が表現されている。

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寒波をしのぐ場所を教えてくれる「ウォームバンク」

暖房不足が原因で亡くなる人が増えている英国において、安全で暖かい場所を市民に提供する「ウォームバンク」の取り組みが全国で拡大している。フードバンクにならったこの取り組みは、主に教会や慈善団体などがボランティアで運営している。全国のウォームバンクを検索できるホームページ「Warm Spaces」なども登場し、探したい地域を入力すると、そのエリアのウォームバンクを見つけることができる。

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薬物中毒者を救うアメリカの「くすり自販機」

米国オハイオ州のシンシナティ大学が薬物の過剰摂取の治療薬であるナロキソンを販売する「ハームリダクション自動販売機」を導入した。自動販売機を利用したい人は、NPO団体のCaracoleに連絡して無記名アンケートに回答すると、機械を使うためのアクセスコードを取得できる。24時間365日いつでも利用でき、薬物中毒者の健康被害を拡大させないための一助になるかもしれない。

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人間と自然のつながりを取り戻すロンドンのガーデン「OmVed Gardens」

OmVed Gardensは「人々と自然のつながりを取り戻す」ことを掲げる、ロンドンの農園兼クリエイティブスペースで、農園の機能に加えて展示やイベントなどのハブとして機能するガーデンだ。週2回一般公開もされており、その期間は誰でも予約なしで自由に立ち入ることができる。人々に「探検」してもらうことを一番の目的に掲げるこの場所では、あえて順路なども設けていないという。

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1位から5位まで投票したい人を選ぶ「優先順位付投票制」

米国では複数の候補者をランク付けして投票する方式「優先順位付投票制」がさまざまな地域で採用されている。投票者の過半数がある候補者を1位にランク付けした場合、その人が当選する。誰も過半数を獲得しなかった場合は、最も得票数が少ない候補者が落選。自分が1位にランク付けした人が落選した場合、その票は、自分が2位にランク付けした人に入る。この流れを候補者が2人残るまで繰り返し、最終的に最も多く票を集めた人が当選する仕組みだ。

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持ち込んだケーキの生地を無料で焼くパン屋「Brickyard Bakery」

英国で光熱費が高騰する中、クリスマスケーキを作って楽しんでほしいという想いから、パン屋「Brickyard Bakery」は人々が持ってきたケーキ生地を無料で焼く取り組みを行っている。この他にも、オーブンの熱で暖かくなった部屋を無料で開放する取り組みを行っている。店でパンを買わなくても利用でき、コーヒーと紅茶の無料サービスを用意する。この取り組みがSNSなどで注目を集め、寄付を申し出る人や、部屋にお菓子や本を置いていく人が現れたという。

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