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5歳までの子供を対象に毎月本が届く「想像図書館」

ドリーウッド財団の運営する「イマジネーションライブラリー(想像図書館)」は、月に一冊本が自宅に届く図書館のデリバリーサービスだ。0歳から5歳までの子どもであれば誰もが、専門家選りすぐりの本を毎月無料でプレゼントしてもらえる。すべて無料のプログラムなので、家庭の収入に関わらず試すことができ、本に親しみが持てなかった家庭やその子どもたちも気軽に読書を始めることができる。

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食事中スマホに触らなければ1杯無料になる「No Phone January」

フランスのレストラン「サミーズ・ダイナー」では、友人や家族に囲まれて美味しい食事をする時間を楽しんでもらおうと「No Phone January」キャンペーンを開始した。入店後テーブルに着くと、スマホを入れる小さなバスケットを手渡される。ずっとバスケットに手を触れることなく食事を終えた人にはコーヒーや紅茶、食後酒が無料で提供される。スマホから離れることで、一緒に食事をしている友人や家族とより充実したひとときを過ごしてもらうことが狙い。

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自分の庭で食糧問題に取り組める「GROW Observatory」

英国ダンディー大学の研究者が「GROW Observatory(成長観測所)」という市民参加型の土壌観測プロジェクトを実施した。研究者は土壌に差し込むY字型の装置を人々に無料で提供し、装置が集める土壌のデータを利用して世界の食料需要に対応する方法を探る。Y字の装置が集めた情報は、市民科学者たちのスマートフォンアプリに送られ、その後データベースに送られる。庭好きな人の緩やかなネットワークが、食料需要の課題の特定や解決につながっている。

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足からの振動で進む方向がわかるデバイス「あしらせ」

株式会社Ashiraseは、視覚障がい者が周囲の安全確認に集中して外出できるよう、足への振動によって道案内をするデバイス「あしらせ」を開発した。デバイスは靴に取り付け、専用アプリと連動させて使う。事前にアプリで目的地を設定するとデバイスが道順を直感的に伝える。たとえば、直進時と右左折時ではデバイスの振動パターンが変わる。道順の伝達において、視覚障がい者にとって重要な聴覚を必要としないため、聴覚を周囲の安全確認のために使える。

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日本一サステナブルなスマホ「arrows N」

FCNT社が耐久性を保ちつつ環境にも配慮したスマホ「arrows N」を開発した。リサイクル素材の使用を旧来のスマホに比べて大幅に増やした環境配慮型設計により、バージンプラスチックを約4.8トン、バージンアルミニウムを約33.9トン削減したという。従来の樹脂材料と比較してCO2排出量も最大36%削減された。また、製品の長寿命化として使い始めの電池持ちが4年間続く充電技術、セキュリティ更新最大4年を実現する。

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瀬戸内のサーキュラーエコノミー拠点「AJI CIRCULAR PARK」

香川県高松市の北東部に位置する庵治町に「AJI CIRCULAR PARK」がオープンした。地産地消とロス削減をテーマとするカフェ、地元・瀬戸内産のプロダクトや国内外から厳選されたサステナブル・プロダクトを購入できるライフスタイルショップ、衣類や雑貨などの製造過程で出てくる余剰資材やハギレの販売、0円古着交換など、地域に根ざした循環型の暮らしを楽しむための様々な出会いが生まれる場所になっている。

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歴史的な出来事を曲に盛り込んだスウェーデンのヘビーメタルバンド

スウェーデンのNPO「Swedish Skeptics Association」が同国のヘビーメタルバンド「Sabaton」を優秀教育者として表彰したと発表した。受賞理由は、歴史的な出来事を曲にし、人々が歴史に興味を持つきっかけを作ったことだ。同バンドは、可能な限り正確な情報をもとに曲を作るため、歴史の専門家の協力を得ているそうだ。国によって歴史認識が異なることや、新しい発見により歴史の定説がくつがえされる場合があることも発信している。

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さとうきびの搾りかすをアップサイクルした「かりゆしウェア」

株式会社BAGASSE UPCYCLEは、さとうきびの搾りかす「バガス」をアップサイクルした「かりゆしウェア」のシェアリングサービスを展開する。バガスを沖縄県内で粉砕加工し、美濃和紙の製造技術を活用して和紙に加工。そのバガス和紙を撚り合わせて糸にし、広島県の工場にて生地に織り上げるという。何度も着古されて寿命を迎えたかりゆしウェアを炭にし、土壌改良材として再びサトウキビ畑に戻すか、炭のまま利活用することで完全な循環を実現する予定だ。

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人気ゲーム内で子どもの喪失体験に寄り添う「ExperienceCraft」

米国のNPO「Experience Camps」は、人気ゲーム「マインクラフト」上で大切な人を亡くした7〜14歳の子どもだけが安心して気持ちを表現できる場「ExperienceCraft」を提供している。同じ体験をした子どもが集まるため、死について話しやすかったり、心にバリアを張らずに過ごせたりするという良さがある。グリーフ(悲嘆)に寄り添うトレーニングを受けたスタッフも参加して、子どもを見守るため、安心感のある空間を実現している。

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家事や介護に追われる女性を支援するまちづくり「ケアリング・シティ」

コロンビアの首都・ボゴタでは女性人口の30%に当たる120万人が、1日あたり平均10時間を無償のケア労働に割いているという。そこで、ボゴタを徒歩30分圏内で日常に必要なサービスを受けることができるインフラを整える「30分間都市」にするという計画のもと、ボゴタの貧困エリアに「ケア・ブロック」が10ヶ所設置された。さまざまな公的サービスが集約され、保育サービスや託児所、法律相談、心理相談、高校教育、職業訓練などが用意されている。

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