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ダウン症の人が働くカフェ「Brownies&Downies」

オランダのカフェチェーン店「Brownies&Downies」は、ダウン症のスタッフが働くカフェで、オランダ郊外を中心に56店舗を展開する。カフェとしてだけでなく、ダウン症の子供が働くためのトレーニング施設も兼ねている。オランダでは法律でダウン症の子供を持つ親には補助金が出るため、ダウン症の子たちのデイケアサービスの受け入れ先として収益を上げている。美味しさを追求するために化学調味料を使わず、全て店内で調理している。

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英国初チャリティーの百貨店「Charity Super.Mkt」

ロンドン北部のブレント・クロスにあるショッピングセンターの中に「Charity Super.Mkt」と名付けられた期間限定のコーナーが誕生した。1フロアにおさまるこのコーナーは10の区画に分けられており、ガン患者のサポート団体やホームレス向けのカウンセリング団体などのイギリスのチャリティー団体がそれぞれ担当している。コーナーにある黄色い看板でゆっくりと団体の活動の内容を見て巡ることもできる。

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住民とアーティストが共生する台湾の国際アート村「寶蔵巌国際芸術村」

台湾の寶蔵巌国際芸術村は14のスタジオがあり、地元住民が運営するカフェやホステルなどを使いながら、世界中のアーティストが創作をしながら暮らせる「アーティスト・イン・レジデンス」の場となっている。かつては台北市内の貧しい人がたどり着く、小さな集落だった。違法建築が立ち並び、かつて政府が取り壊すことを決めたが、住民の猛反発により歴史的建造物として残すこととなった。

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第二次大戦時の捕虜収容所に入れるバーチャルミュージアム

ベラルーシの収容所バーチャルミュージアムでは音声、グラフィックス、アニメーションを駆使して、訪れた人が第二次世界大戦時の捕虜収容所にいるようなバーチャル体験を提供する。ミュージアムに入ると、実際の写真や映像などを使用したアニメーションとともに、捕虜の視点から収容所での体験が語られる。収容所で命を落とした犠牲者の名前や情報が検索できるページが用意され、捕虜やその生活をより鮮明に思い起こすことができるように工夫が施されている。

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病気やけがで学校に行けなくても遠隔で授業が受けられる「TED-iプログラム」

病気やけがで学校を長期欠席する生徒への教育支援のため、フランスで遠隔ロボットでインタラクティブに授業に参加する「TED-iプログラム」の実証実験が進んでいる。該当する小学生から高校生向けに3種類のロボットを無償で提供する。生徒は、支給された機器を使って、家や病院からリアルタイムで授業に参加できる。また、グループワークに参加したり、クラスメートとインタラクティブに会話したりすることも可能だ。

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汚染されたごみ捨て場を再開発した「南昌市魚尾公園​​」

中国の建築会社Turenscapeは自治体と協力し、かつては汚染物の溜まり場だった南昌市魚尾公園を再開発した。石炭灰をアップサイクルして湖に浮かぶ小島を作り、洪水対策として穴あきのアルミニウムで遊歩道を作って水が抜けやすく、泥なども洗い流しやすいよう設計した。また、市民が自然に触れ合えるよう、樹々が茂った小島をつなぐように遊歩道がはりめぐらされ、人々が散策しながら気軽に自然にふれられるように設計された。

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インドの汚染物質で作る鉛筆「Pollution Capture Pencils」

インドの千人の子どもたちが、大気汚染物質から作られた鉛筆「Pollution Capture Pencils」を使い、大人に手紙を書くキャンペーンが実施された。鉛筆は、学校に設置した空気清浄機の残留物に、黒鉛を混ぜて作られている。キャンペーン動画では大気汚染の深刻さを子ども目線で訴えており、「私たちがきれいな空気を吸えるように、小さなアクションを起こしてほしい」と伝えるシーンが続く。

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社会の“役に立たないもの“を愛し、考え続けるコミュニティ「ごみの学校」

「ごみを活かしてわくわくする社会をつくろう」というコンセプトで、2021年1月に開講したごみの学校。日常で発生するプラスチックや食品などのごみについてセミナーを開催している。企業との連携も増えており、海洋ごみ問題をテーマにしたカードゲームの監修やファシリテーターとして携わっている。カードゲームを使い、遊んでいるうちに海洋ごみやリサイクルの仕組みを知ることができる。

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多世代が集まる銀座のサードプレイス「SNACK LIFE IS ROSE」

「SNACK LIFE IS ROSE」はリアルサードプレイスと社会貢献をテーマにした、多世代とつながるスナックだ。さまざまな世代の人が”ママ”を務めることで、それぞれのママに付いた様々な世代のお客さんがリピート客になるため、世代を超えた交流が生まれる。また、当店では『KANPAI to the FUTURE』というシステムを取り入れており、利益の一部を提携先のソーシャルグッドな取り組みを行う団体へ還元している。

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尿を使って手軽に健康チェックできる次世代ヘルステック「U-Scan」

フランスのヘルステック企業Withingsは、自宅のトイレの便器に取り付けるだけで尿検査ができるデバイス「U-Scan」を発表した。体内の水分バランスや栄養状態を日常的に知らせることで、人々に健康づくりの意識を高めてもらおうとしている。デバイスはアプリと連携しており、「コップ8杯の水を飲みましょう」「これを食べて、より多くのビタミンCを摂取しましょう」といったアドバイスも提供する。

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