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眠れない夜に聞く、偽の野球ラジオ「Northwoods Baseball Sleep Radio」

米国シカゴのメディアプロデューサーであるミスター・キング氏は、騒がしいコマーシャルや熱狂の声のない“偽”の野球のラジオ放送「Northwoods Baseball Sleep Radio」を制作し、ポッドキャストで配信している。キング氏は興味がない試合の放送を聴くと寝やすかったが、途中で騒がしいコマーシャルが入ったときなどに眠りを妨げられたため、安眠のために自分で静かなラジオをつくるようになったという。

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日本発・海に浮かぶ未来型農場「Green Ocean」

海に浮かぶ施設農園「グリーンオーシャン」では、海上では食料農作物、海面下では海中環境改善のための土壌改善技術の導入と養殖技術の導入を計画している。海水を利用した海水農業が昨今注目されており、植物は海水中の栄養素を活用する。ほかにも、建築分野で耐塩性技術の研究開発も進めており、現在異常気象による野菜の品質低下や収穫量の減少などの被害が増加している中、レジリエントな栽培方法として期待される。

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韓国で開催された「ぼんやりする選手権」

韓国・ソウルで、90分間いかに何もしないでいられるかを競う「ぼんやりする選手権」が開催された。参加者の心拍数を測定し、チャンピオンに輝いた人はトロフィーをもらって表彰される。そのため、参加者はパジャマのような楽な服を着たり、おもちゃを持ち込んだりして、リラックスした状態でいられるよう努めた。同イベントでは「何もしないことにも価値がある」というメッセージを伝えている。

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タマネギの皮から生まれた代替プラパッケージ「HUID」

テキスタイルデザイナーのRenuka Ramanujamは、廃棄されてしまうタマネギの皮を有効活用し、プラスチックパッケージの代替品「HUID」を開発した。タマネギの皮を煮て、乳製品の廃棄物に由来する接着剤で結合させることでできあがる。強度があり防水性に優れているのが特徴だ。また、HUIDの生産に伴う副産物は織物の染料や栄養野菜ストックのベースとして地域で再利用する予定だ。

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男性は意欲的、女性は押しつけがましい?バイアスに気づく広告

CPB Londonが制作したキャンペーン広告には、「Ambitious/Pushy」など同じ特性を持つ人のことを形容する2つの言葉が並ぶ。たとえば、確固たる意志を持ちやる気のある男性が「野心的、意欲的(Ambitious)」と表現される一方、同じ特徴を持つ女性の場合は「強引、押しつけがましい(Pushy)」とされる。私たちは無意識のうちに人を男女のバイアスにかけており、そのバイアスに気づくことができる広告だ。

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環境に配慮した食材を使ったロンドンのバー「Lyaness」

ロンドンにあるバー「Lyaness」では、身近にある食材を使ったカクテルを提供している。たとえば自家製ビネガーのカクテルは、バーの近くにあるクラパムエリアの地下農場で栽培された植物から作られたビネガーを使用している。同農場はカーボンネガティブな農業をめざし、100%再生可能エネルギーで電力を供給しているという。また、バーで使用する主要な食材ができるまでの過程をメニューブックで紹介しており、バーの取り組みを知ることができる。

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気候に対する不安を手紙に書いて伝える「Letters to the Earth」

地球に宛てて自分の不安や希望を表現した手紙を書くプロジェクト「Letters to the Earth」。COP27においてLetters to the Earthは、気候変動と紛争から逃れフランス・カレーで暮す人々からの手紙を預かり、彼らの声を届ける役割を担った。手紙は文章だけでなく、ビデオや写真、歌、絵なども含まれ、それらは#LettersToTheEarthというハッシュタグを合言葉にSNSで発信されている。

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太鼓の端材をアップサイクルするプロジェクト「The Curve」

太鼓や神輿などを製造する宮本卯之助商店は、フランスのプロダクトデザイナーとコラボし、創業約160年の中で初めてアップサイクルに挑戦した「The Curve」シリーズを発表した。太鼓は最低でも80年以上かけて成長した1つの大きな幹を削り出し制作するが、太鼓になるため曲線に木取りされたものの、割れて使えない胴は今まで使い道がなかったためだ。太鼓づくりの途中で出てしまうそうした素材をスツールに変えた。

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子どもがメタバース上の構想をもとに現実の公園を作るゲーム「Roblox」

ベルギーのローゼラーレ市ではPastoorsbos公園を子どもたち自身がデジタル空間上でデザインし、それを現実にするプロジェクトを進めている。計画に参加する子どもたちは「Roblox」というゲームを使い、好きな遊具を選んで好きな場所に配置することで、メタバース空間に理想の公園を創り上げる。複数人のグループで協力しながら、架空の予算の中でデザインを考える過程で子どもたちがまちづくりに貢献している実感を持つことが期待されている。

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人間が作ったことを示すマーク「Not By AI Badges」プロジェクト

人間が作ったアート、文章、音楽などに「not by AI」の専用のマークを作品に付けることを促すプロジェクト「Not By AI Badges」。これでAIの自動生成ではなく人間が作品を作ったことを発信できる。プロジェクトの目的は、人間のオリジナリティを発揮するよう、背中を押すこと。再現される側の人間の創造性をアップデートしないと、AIがつくる似たような作品が世の中に溢れるかもしれないという視点を投げかけている。

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