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外国人労働者の労働環境を簡単に知る「シークレット・メニュー」

カナダのあるレストランやバーに行くとQRコードが貼られている。それをスマホで読み取ると「シークレット・メニュー」にアクセスできる。「シークレット・メニュー」では外国人労働者の劣悪な労働環境を垣間見ることができ、すべての外国人労働者に永住権を与えるよう求める訴えへの署名へとたどり着くしくみだ。労働問題はどこにでも潜んでいること、一般消費者が自覚・行動することを促している。

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ウガンダのスラムにつくられた「キチンタレスケートパーク」

ウガンダの首都カンパラのキチンタレスラムでは、子供たちがシンナーを吸い、健康被害を及ぼしたり犯罪に手を染めたりすることがある。そこで、子供たちがシンナー以外に夢中になれるものを作ろうと、ウガンダの社会起業家ムビル氏はキチンタレスラムで「キチンタレスケートパーク」を設立した。誰でもスケートボードを楽しめるほか、現地のアーティストに活躍の機会を提供し、ダンスの大会やスラム出身のアーティストによる木工大工のワークショップも頻繁に開催される。

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ごみ問題について遊びながら学べる「武蔵野クリーンセンター」

東京都武蔵野市のごみ処理施設「武蔵野クリーンセンター」は、市民参加の議論を経て「ごみから学び、集い、まちに溶け込み、まちにつながる」をテーマにつくられた。施設には見学コースが設けられており、開館時間内であれば予約なしで自由に見学ができる。隣接する「むさしのエコreゾート」は、地球温暖化を背景に、ごみをはじめさまざまな環境について市民や事業者、市などが一緒に考え、学び合い、行動・活動するための環境啓発施設になっている。

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児童労働・環境破壊なしの「カカオフリーチョコレート」

英国のWNWN Food Labs社は世界で初めてカカオを使わない「カカオフリー」のチョコレートを発表した。主要な原料は英国産の大麦とイタリア産キャロブである。カフェインフリー、グルテンフリーで、砂糖の使用量も微量に抑えた。ヴィーガンでも安心して楽しむことができる材料のみで作られている。また、このチョコレートはカカオ使用のチョコレートと比較してCO2排出量を80%削減しているという。

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水不足が進んだ未来の食料品店「The Drop Store」

オランダ外務省は、地球全体で水不足に陥った未来に登場するかもしれないオンラインショップ「The Drop Store」を打ち出した。このショップには、極端に量が少ないのに高額な食品や、不衛生で安全性に問題のある食品などが並ぶ。安全な水にアクセスができる先進国の未来だけでなく、汚染された水にしかアクセスできない6億6千万人以上の人々がいる現状にも目を向けてほしいというメッセージが込められている。

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水と電気を自給する「BAOBAB Luxury Safari Resort」

建築設計事務所のMASK Architectsは、アフリカでよく見られるバオバブの木に着想を得たツリーハウス「BAOBAB Luxury Safari Resort」を構想している。室内にいながらキリンの顔を近くで見たり、屋外プールに入りながら自然に浸ったりできる。水と電気を自給するサステナブルなホテルでもあり、空気から水をつくる技術や、太陽光発電システムを導入する計画だ。

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認知症になっても2人でお菓子を作ることができる調理器具「ベイクキンセット」

お菓子の調理器具「ベイクキンセット」は認知症を抱える本人とそのケアをする人たちが助け合いながら共同で使うことができる器具だ。セットには泡立て器や伸ばし棒、型抜き器などが含まれる。調理器具はそれぞれカラフルな色合いで、木の温もりを感じるデザインが特徴だ。ただ見分けやすくするだけではなく、認知症の進行度合いによらずずっと使えるように考えて設計されている。また、二人が別々の作業をするのではなく、一つの作業を共同で出来るようになっている。

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両親が健康に育児することを目指す「父子手帳」

Daddy Support協会が作成中の「父子手帳」は、妊娠・妊婦・育児についての基本情報や、父親と母親両者を守るために知っておくべきこと、安全な育児の基本情報などをまとめた冊子だ。母子手帳を受け取るときや病院を受診した際に受け取れる仕組みをつくることで、妊娠初期から父親がこれらの知識を身につけられる環境を整え、育児に取り組む父親支援の社会システムの構築を目指す。

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太陽光でパンを焼くベーカリー「NeoLoco」

太陽光オーブンを使ったベーカリー「NeoLoco」では、太陽光でサワードウブレッドを焼き、地元でとれた豆類を焙煎してコーヒーやスパイスを製造する。オーブンに向かい合うようにミラーが設置され、太陽光の角度に沿って動かすことができる。通常のオーブンと同じようにすぐに温度が上がり、最高温度は350度にもなる。天気が悪い日は薪の火力を使ったり、梱包など別の作業をしたりするという。

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聴覚障害があってもなくても一緒に学べるルワンダの学校「GS IFS」

ルワンダの「GS INSTITUT FILIPPO SMALDONE(以下GS IFS)」という学校では、毎日の授業で手話を使っている。500人の全校生徒のうち半分が聴覚障害を持った子どもで、クラスの半分は聴覚障害を持った生徒がいる。教師たちは手話と発声の両方を使いながら授業を行う。生徒たちが一緒に学ぶことで、聴覚障害者とそうでない子どもが、互いの世界を理解するきっかけにしたいと考えている。

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