ハチミツで地域の自然も経済も豊かにする「セヤミツラボ」
横浜市瀬谷区で、地元の若者たちが「養蜂」でまちを盛り上げようと一般社団法人セヤミツラボを立ち上げた。セヤミツラボの活動には地域の小学校や高校、商店街、福祉施設なども関わっている。まちに花を植えて蜜源を増やすことで、地域の自然環境をより豊かにしながら採れるハチミツの量を増やし、地域産品の開発を通じて地域経済も盛り上げる。また、そのプロセスで教育や福祉とも連携し、社会的なインパクトも生み出していく。
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横浜市瀬谷区で、地元の若者たちが「養蜂」でまちを盛り上げようと一般社団法人セヤミツラボを立ち上げた。セヤミツラボの活動には地域の小学校や高校、商店街、福祉施設なども関わっている。まちに花を植えて蜜源を増やすことで、地域の自然環境をより豊かにしながら採れるハチミツの量を増やし、地域産品の開発を通じて地域経済も盛り上げる。また、そのプロセスで教育や福祉とも連携し、社会的なインパクトも生み出していく。
ドイツテレコムは、子どものプライバシー保護を訴える警告動画を公開した。動画では、9歳のエラが自身の顔写真とディープフェイクを通じてそのリスクを伝える。子どもの写真が悪用されたり、なりすましの被害に遭う可能性があることが強調され、児童ポルノへの悪用も指摘されている。親がインターネット上で気軽に写真や動画を共有することが子どもの未来に悪影響を与えると警鐘を鳴らしている。
医学博士・メディアデザイン学博士の浅田氏が開発した「色のシミュレータ」は、写真を使って色弱の人々の視覚体験を模倣する無料ツールだ。写真から4つの色彩が選ばれ、色覚異常をシミュレートする。左上が元画像で、他の3枚は色弱の見え方を表している。このツールを使って、さまざまな画像で色弱の視覚差異を比較することができる。アプリを使うことで公共のマークや街の広告、自分の作ったデザインが「色弱の人にも認識しやすいかどうか」という視点が生まれる。
ベルギーのアントワープを走る路面電車の車内が豊かな庭園のように装飾された。この緑化プロジェクトは「Neighbourhood in Bloom」と呼ばれ、アントワープ地方議会が行う取り組みだ。市民参加によるアーバンガーデニングを促進し、街を緑豊かで健康的な場所に変えることを目的としている。アントワープ市は市民に庭づくりや緑の装飾を奨励し、庭に水を供給するための雨水桶の財政支援も行っているという。
「Refuge for Resurgence」は、人間、動物、植物、さらには菌類に至るまで、地球上のあらゆる生命体が一つのディナーテーブルを囲む展示だ。人間と動植物が平等な地位で食卓を共有する未来を表現し、生物多様性の重要性を示唆している。鑑賞者は展示されている細かな手がかりからゲストの正体を推測し、それぞれの席に座る参加者を探索することができる。共同体意識を呼び起こし、地球の生態系維持に向けた人間の役割を考える機会を提供する。
ウェディング事業を展開する株式会社CRAZYは、日本企業では珍しい長期休暇制度を実施している。社員は日常業務や肩書きから解放され、一人の人間としての感覚を味わうために、1人で7日以上海外に渡航することが推奨されている。期間についてはメンバーと上司で相談しながら設定するという。結婚式を通じて顧客の人生と向き合うため、まずは社員自身が自分の人生と向き合うことが大切だと考えているからだ。
ガーナ出身のドンコー氏は、2009年に「学んだ分だけ学費を払う」オメガスクールを設立した。1日1ドル未満の学費で授業料、制服、書籍などを提供している。生徒が病気などで欠席した場合でも最大15日間無料で学ぶことができる。また、低コストな学校運営を実現するため、高卒者を教員として雇用している。経験が豊富な教師を雇って本部で授業計画を作成し、教師研修プログラムを確立することで、独自のカリキュラムで教師を育成する。
治安が悪化するマリで、失業者たちが「手紙」を起点に新たな職を得るプロジェクト「Postcards from Timbuktu(トンブクトゥからのポストカード)」という取り組みがある。利用者はウェブサイトから砂漠都市トンブクトゥからポストカードを注文し、元観光ガイドがメッセージを書いて送るしくみだ。ポストカードのデザインとメッセージは自由に選ぶことができ、異なる言語にも対応する。郵送には3〜4週間かかる場合があるという。
2017年、英国の性犯罪被害者支援ネットワーク「The Survivors Trust」はファッションショーを開催した。普通のファッションショーと異なり、ステージで女性たちが身にまとっているのは、性犯罪に遭遇した時に実際に着ていた服を再現したものだという。ファッションショーの際、背景で被害者が性犯罪体験を語る映像を流した。性犯罪に対して被害者が非難されることが多い現実への疑問を訴えたファッションショーだ。
パリのシテ科学産業博物館に「気候危機」をテーマとする常設展がある。たとえば「脱炭素化」のエリアにあるカラフルな円錐は、食料生産における二酸化炭素排出量の多さを表している。「行動」のエリアには日常生活のカーボンフットプリントを測れる体験ディスプレイがある。また、企画展の設営にはプラスチックを使わず、SFC認証を受けた木やリサイクル素材を使用した。オープンまでに排出した炭素量を計算し、その内訳をパネルで明示している。