米国のロング・ワーフ社は牡蠣の殻を使用したセーター「SeaWell™ Collection」 を製造している。リサイクルした牡蠣の殻とリサイクルしたペットボトルを融合させて「rPET糸」を作り、これを天然のラムウールやコットンとブレンドすることで柔らかい素材が生まれる。セーター1着あたり、埋め立て地から回収された牡蠣の殻5個とペットボトル8本が使用されている。売上の一部はカキ礁の種付けのために寄付される。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。