携帯電話の普及により、あまり見かけなった公衆電話ボックス。それでもなお、緊急連絡用にある程度設置されているが、場所によってはごみ捨て場になったりしている。この電話ボックスをちょっとした憩いの場として新たなパブリックスペースに生まれ変わらせようとする試みが、上海の豫園ストリートで行われた。大きな特徴は歩道に面した扉をなくしてオープンな場所へと変貌させ、フリーWiFi、携帯充電器、座るスペース、新聞ラックなどを設置したことだ。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。