スイス・サイヨンにあるガソリンスタンドの脇に「Null Stern Anti-Idyllic Suite(のどかでないスイート)」ホテルがつくられた。壁や屋根がなく、排気ガスの臭いにまみれた場所にある。壁も天井も無い場所で暮らしたり、気候変動が進めばガソリンスタンド脇のような、寝るのには快適とは言えない場所で生活しなければならなかったりする人のことを考えるためにつくられたのだという。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。