MOOは服飾産業のごみであるTシャツの余り生地から作る名刺を発表した。Tシャツを工場で製造する際にどうしても出てしまう余りの生地を原材料として使用する。通常であれば捨てられてしまう生地を利用することで、服飾産業のゴミを減らしつつ新しい紙を作るという、一石二鳥のアイデア。完成したコットンペーパーは軽くて強く、柔軟性があり、公文書にも使用できる。また、自然の明るい白色で鮮明ですっきりした写真が印刷できるのも特徴。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。