Me&MyCityという、フィンランドの新しい教育制度。小中学生がミニチュア都市で職業・社会体験ができる施設であり、2009年にフィンランドの6学年の生徒を対象に始まり、最近では9学年の生徒も対象としている。内容として、子どもたちが仕事を体験できる日本の施設「キッザニア」が、学校教育に組み込まれている。スーパーやレストラン、銀行なども存在しており、生徒たちはそれらの会社で働くことになる。その働きによって得られた通貨で、他社の商品の購入から、税金の支払いまでが行われる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。