マルクト・セントラルはかつて食の卸売市場として栄え、時代の変化と共に空き地となっていたが、再開発が進行中だ。約80年の歴史を持つこの場所は、住宅不足の解消や地域の再活性化を目指し、1,700戸の住宅を建設する計画だ。また、マルクト・セントラルは再開発により再び人々の集まる広場として機能し、ヨーロッパ最大の絵画やイベントなどが開催されている。今後、食や文化を軸にしたイノベーションや新たなビジネスが展開される場として利用される予定だ。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。