27歳のフィリピン人エンジニア、Carvey Ehren Maigue氏が生み出したのは、廃棄された農作物をアップサイクルし、太陽から紫外線を吸収して再エネに変換するパネル「AuREUS(オーレウス)」だ。その特徴は、平面の場所だけではなくあらゆる場所で発電ができる点と、晴天下でも曇り空でも関係なく安定した発電が可能な点。廃棄農作物が実は価値あるものに変わるというメッセージを伝えながら、より若い世代が農業に携わるきっかけをも与える活動である。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。