フィンランドの首都ヘルシンキで展開されている「イタメリプロギング」は、カヤックを使いながら海のごみを拾うエコアクティビティだ。ヘルシンキエリアには約4か所のカヤックポイントがあり、予約をしてカヤックを無料で楽しむことができる。プロギング参加者は海中のごみを拾いながら計測し、リサイクルセンターに輸送する。この活動を通じて、地元住民や観光客は海洋ごみ問題を五感で体験し、環境意識を高めている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。