インドのガンジナガルにある盲目および視覚障害のある子ども達のための学校では、視覚以外の感覚も情報源として取り入れ、誰もが過ごしやすい空間づくりを体現している。たとえば、場所によって廊下の幅や高さを変えて話し声や足音の響きに違いを生んだり、ドアや家具などにははっきりと異なる色が並ぶように配色したりしている。こうしたデザインは、子ども達や教師の声も取り入れながら実装された。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。