スウェーデンのアパレルブランドAsketが、商品に特殊なレシートをつけるキャンペーン「The Impact Receipt」を始めた。レシートに書かれているのは、購入したアイテムの「原料生産、素材製造、製品製造、仕上げ、輸送」の各工程のCO2インパクト、水、エネルギーの内訳。アパレル業界は大きな環境負荷を生んでいる産業であり、業界の課題に目を向けると同時に、商品を手に取った人に対して「責任ある買い物」について考えてもらうのが狙いだ。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。