アメリカ・シアトルの企業が実用化させた「堆肥葬(有機還元葬)」の施設。葬送方式では火葬と土葬の2種類が主要だが、人間の遺体を栄養豊富な土に生まれ変わらせる「堆肥葬(有機還元葬)」が新たに始まる。そんな中、RECOMPOSEが2021年にオープンを予定している施設は、世界初の堆肥葬を行う場所となる予定だ。火葬と比較すると8分の1のエネルギー量しか使わず、1人につき1平方メートルのCO2排出が抑えられる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。