テキスタイルデザイナーのRenuka Ramanujamは、廃棄されてしまうタマネギの皮を有効活用し、プラスチックパッケージの代替品「HUID」を開発した。タマネギの皮を煮て、乳製品の廃棄物に由来する接着剤で結合させることでできあがる。強度があり防水性に優れているのが特徴だ。また、HUIDの生産に伴う副産物は織物の染料や栄養野菜ストックのベースとして地域で再利用する予定だ。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。