ヘルシンキ市は2030年までにカーボンニュートラル、2040年までにカーボンゼロ、それ以降カーボンネガティブの維持を目標に掲げ、脱炭素化に注力している。注目すべきテーマの一つが「マルチスピーシーズ」であり、生態系全体にわたる共生を促進する視点を採用した。生物が相互に依存し合い、共生することを重視し、環境施策において人間中心の視点を脱し、生態系と他の生物に与える影響を考慮する重要性を強調している。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。