工業デザインのコンサルティング会社Morramaは、新型コロナの検査キットに使われる使い捨てプラスチックを削減したいという想いから、パルプと生分解性の包装用フィルムでできた、堆肥化できる検査キット「ECO-FLO」を開発した。4〜6週間経つと土壌中で分解されるという。手順の説明を検査キットに直接書いたり、他の検査キットにある「C」「T」という科学的表記をなくし、言葉で説明したりすることで分かりやすくしている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。