海洋汚染問題が深刻化し、プラスチック使用を制限する動きが強まる中、米ジョージア工科大学研究チームが、木の繊維とカニの甲羅を使った食品ラップを開発した。不要になったらそのまま堆肥化できるというだけでなく、従来のプラスチック製ラップと比較して「酸素透過性」を67%まで削減したことで、食品をより長く新鮮に保つことができる。商品化に向けて、大量生産ができる方法は開発中である。