ラトビアのデザイン会社ZELTINIは、水を全く使用せずに排泄物を処理できるコンポストトイレ「Z-BIOLOO」を開発した。水洗トイレは便利である一方、大量の水使用の問題や、流された排泄物が適切に処理されない場合に感染症を引き起こす問題がある。「Z-BIOLOO」は水を使用しないだけでなく、排泄物からできた堆肥をトイレの屋上に設置された芳香植物のガーデンに利用することで、トイレを使う人が花の香を楽しめる工夫が施されている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。