スペインのバルセロナ市はすべての市民が暑さから身を守れるよう、涼しく過ごせる場所を「気候シェルター」に指定する取り組みを進めている。多くの人がアクセスしやすい場所にあること、イスなどの休憩場所があること、水分補給ができることが大切なポイントだという。これらの場所には、気候シェルターであることを示すマークが掲げられている。同市はさらに、気候シェルターを探せるオンラインマップも作成し、多くの人に情報が行き渡るよう努めている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。