カナダのブロックチェーン企業、CarbonXは、消費者が環境にやさしい行動をとるほど報酬が得られるプラットフォームの構築を進めている。CarbonXがCO2排出権を購入し、それを「CxT」と呼ばれる換金可能なトークンへと転換する。発行したCxTトークンを小売企業やメーカーなどに販売し、それを購入した企業は、よりCO2排出が少ない製品やサービスを購入する消費者に対してCxTトークンを付与し、消費者のエコな選択を動機づけするシステムだ。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。