インドネシアで開発されたのは、海藻を原料にした半透明でカラフルなパッケージ「Biopac」。インドネシアでは雨季に毎年洪水が発生していたが、その原因の一つがパッケージのごみが排水をせき止めていたことだった。生分解可能な素材のパッケージに代替できれば、廃棄物削減だけでなく、洪水被害を減少させることにもつながる。さらにBiopacは人間が食べることもできるとして注目を集めている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。