近年「ヘアサロン」として男女両方の顧客を受け入れる店が増えているが、依然として女性のヘアカットは男性よりも高い料金設定が一般的だった。そこで、ベルギーの一部のヘアサロンでは性別による価格差を撤廃する動きが始まり、同じサービスを受けた場合には性別関係なく同じ料金が適用される。ベルギー美容師連盟はジェンダーレスの価格設定を強制することはしないものの、代わりに収益性を確保した料金設定に関するガイダンスを提供している。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。