バングラデシュでは村のごちそうを世界に発信するYouTubeチャンネルが複数あり、登録者数は350万人〜1500万人と人気を博している。広告の収益は、料理をするスタッフが怪我をした際の医療費や、山火事で被害を受けた家の修理や建て替え費用などに役立てられているほか、料理に使用する食材を村まで運ぶ費用も収益から賄われており、村の雇用の創出につながっている。できた料理は村に住む何百人もの子どもや大人たちに無料で振る舞われているという。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。