株式会社Ashiraseは、視覚障がい者が周囲の安全確認に集中して外出できるよう、足への振動によって道案内をするデバイス「あしらせ」を開発した。デバイスは靴に取り付け、専用アプリと連動させて使う。事前にアプリで目的地を設定するとデバイスが道順を直感的に伝える。たとえば、直進時と右左折時ではデバイスの振動パターンが変わる。道順の伝達において、視覚障がい者にとって重要な聴覚を必要としないため、聴覚を周囲の安全確認のために使える。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。