病気によっては処方された通り定期的に薬を服用しないと重大な影響があり、介護する側の負担が大きくなるケースがある。大塚製薬とアメリカのプロテウス・デジタル・ヘルス社は、医薬品と医療機器が一体化した世界初の抗精神病薬を共同開発した。この薬には極小センサーが入っており、体内で患者の身体に貼り付けたパッチに情報を送り、そのパッチから医者及び携帯アプリにデータが送られ、服薬が確認できる。2017年、米食品医薬品局はこの薬の製造販売を承認した。