【大阪開催】「おいしい」の編集者たち - PLAT UMEKITA SCHOOL Vol.2~食から未来をつくるラーニングプログラム~

【大阪開催】「おいしい」の編集者たち – PLAT UMEKITA SCHOOL Vol.2~食から未来をつくるラーニングプログラム~

IDEAS FOR GOOD Business Design Labを運営するハーチ株式会社では、「『おいしい』の編集者たち – PLAT UMEKITA SCHOOL Vol.2~食から未来をつくるラーニングプログラム~」を大阪・梅田の体験型共創拠点「PLAT UMEKITA」にて開催します。

※以下、IDEAS FOR GOODより転載

うめきたを拠点に実践しながら学びあうラーニング・プログラム・第2弾

かつて大阪の経済発展を支え、活気あふれる現在の大阪駅北側のエリア、通称「うめきた」。2024年9月、この場所に体験型共創施設「PLAT UMEKITA」がオープンしました。社会課題をクリエイティブに解決するアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」を運営するハーチ株式会社は、このうめきたを拠点として、これからの持続可能な未来に向けた新しい経済や都市、社会や生活のあり方を共に模索し、実践しながら学びあうラーニング・プログラム「PLAT UMEKITA DISCOVERY LAB」を2024年10月から開始いたしました。

第1弾(2024年10月〜12月)のテーマは「アップサイクル」。20~50代の幅広い年代の方々が参加し、3か月間の講義や手を動かすワークショップを通じてお仕事や生活の中で捨てられていた「ごみ」を「資源」と捉えなおして新たな価値を見出し、参加者自身の「クリエイティブ・コンフィデンス(創造的自信)」を見つけてもらいました。

そしてこの度、「」をテーマとした第2弾企画を2025年2月より開始します。

タイトルは「『おいしい』の編集者たち」。「おいしい」というシンプルな一言は、私たちが日々生きている中で感じる、大きな幸せを象徴する言葉です。そしてこの言葉とともに、私たちは自然を感じ、人と交流し、技術や文化を育んできました。一方で、近年では生産と消費の現場が離れ、私たちはただ胃袋を満たすために、食べ物を口に運ぶことも増え、気づかないうちに地球や離れた場所にいる人々に負荷をかけているのも事実です。

食を通じた営みの中で、私たちは知らず知らずのうちに、豊かな方向にも、そうでない方向にも、何かと何かを結び付けたり、切り離したり、変化させたりしています。つまり、それは「編集」そのものなのです。

このプログラムでは、「おいしい」を最前線で編集している人に出会い、日々の食において一人ひとりがどのような編集をしているのか、視野を広げていきます。そして、これからの「おいしい」のあり方を共に考え、日々の食に意識的になることで、一人ひとりの生き方をより良い方向へ編集していくことを目指します。

毎週水曜日に行われる講義では、食の歴史研究から、生産、地域循環、食品廃棄、自然再生など、食に関する様々な分野で活動するゲスト講師の方々をお招きし、多様な切り口から食の知識と理解を深めていきます。そして、講義と講義の間の1週間は、参加者それぞれが実際に行動して学びを得る「取材」に赴くことで、体感的な気づきも得ていきます。「取材」で撮りためた写真とそこで得た学びは、プログラムの最後に集大成として、PLAT UMEKITA内で展覧会の形で発信します。

普段の食がどのような背景を経て食卓に並んでいるのかを学びたい方、食の社会課題や環境問題に関心のある方、この機会に「おいしい」の編集を一緒に行いませんか?

プログラム概要

  • プログラム名:「おいしい」の編集者たち – PLAT UMEKITA SCHOOL Vol.2~食から未来をつくるラーニングプログラム~
  • 開催期間:2025年2月~4月・全10回
  • 開催場所:PLAT UMEKITA
  • 開催日時:毎週水曜日 18:30~20:15 ※但し、第1回は木曜日、第6回は土曜日、第10回は日曜日。時間は下記記載。
  • 参加費用:スクール参加(全10回通し)¥12,000、単発参加¥1,500(※第6回、9回、10回除く)
  • お申込み:Peatixページからお申し込みください。

プログラムスケジュール


※1 参加者全員をコミュニティslackに招待いたします。
※2 全10回通しでの参加者には、修了証と、IDEA LAB.(PLAT UMEKITA内のスクール実施スペース)使用権を贈呈いたします。
※3 対話をしながらの学びを大切にしているため、原則現地での参加を推奨しております。万が一ご都合が合わない場合には、参加者の方々へ講義アーカイブや当日の写真・動画の共有も行う予定です。

プログラム内容

第1回 2月13日(木) 「おいしい」の温故知新:江戸時代から未来の食を考える

もったいない精神が息づいていた江戸時代では、人糞尿の堆肥化や灰の再利用、保存食の発達など、現代を生きる私たちが自分たちの生活に活かせる取組が様々にありました。食と歴史を切り口として、江戸時代の事例から現代に活かせる知恵を学び、これからの食について考えていきます。

※単発参加チケットも販売しております

第2回 2月26日(水) 「おいしい」から感じる命:「食べる」と命の関わり

食べ物は何かの命である。そう頭では分かりつつも、普段の生活でその命に手がかけられる場面を目にすることは少なく、食事の際に目の前のものが命であることを忘れがちです。ジビエに携わる方のお話をもとに、「食べる」と命の関わりを改めて考えます。

※単発参加チケットも販売しております

第3回 3月12日(水) 「おいしい」でつながる地域:農村と街の分断と地域コミュニティ

「生産者」と「消費者」、「農村」と「街」が分断され、お互いの状態が見えにくく、交流が減っている現代社会。食の生産を通した両者のつなぎ直しと、コミュニティづくりの取り組みを通して、これからの「つくる」と「食べる」を取り巻く人と地域文化の関係性を考えます。

※単発参加チケットも販売しております

第4回 3月19日(水) 「おいしい」を捨てない市場:フードロスと食品流通

フードロスに関する家庭外の流通市場や社会における現状を理解し、フードロスが実社会の中でどのような影響をもたらしているのか実践者の取り組み事例を交えて学んだ上で、家庭内でフードロスを減らせる取組を考えます。

※単発参加チケットも販売しております

第5回 3月26日(水) 「おいしい」を守る包装:食品包装の意味とこれから

現代の日本社会ではほとんどの食品が「包装」されています。その包装について、プラごみ削減や海洋ごみの文脈で語られることは増えていますが、「なぜ食品が包装されているのか」が語られることは多くありません。改めて包装の意味を考え、これからの包装のあり方を考えます。

※単発参加チケットも販売しております

第6回 4月5日(土) 「おいしい」工夫で生み出すひと皿

地産地消やフードロス対策、あまりもの食材が出ないような取り組みを行う飲食店に訪れ、そこでの食事や事業者様のお話を通して課題に触れ、生活に活かせる「日常の食事から、食品廃棄を出さないようにするには?」という観点を養います。

  • 訪問する飲食店:調整中

※1 スクール参加(全10回通し)の方のみです(単発参加不可)
※2 ランチの時間帯での訪問を予定しております

※3 飲食代は現地で各参加者にお支払いいただく予定です

第7回 4月9日(水)「おいしい」を増やす技術:プラントベースと持続可能な食

環境負荷の高い既存の食品からの脱却として、近年プラントベースの食が注目を浴びています。新たな食の選択肢の一つとしてプラントベースの食について学びながら、おいしく楽しめる持続可能な食の在り方を考えます。

※単発参加チケットも販売しております

第8回 4月16日(水) 「おいしい」に隣り合う地球環境:環境問題とリジェネラティブな一次産業のあり方

地球環境と一次産業は相互に影響し合っています。海洋酸性化を緩和しながら貝の収穫を増やす水産業の取り組みを事例に、改めて身の回りの食がどのように環境に影響を受け、また環境に影響を与えているのか、そしてリジェネラティブな一次産業のあり方を考えます。

※単発参加チケットも販売しております

第9回 4月23日(水)/ 10回 4月27日(日) 「おいしい」を伝える展覧会オープニングイベント

これまでの学びを振り返りながら、展覧会に向けての準備を行います。そして第10回では、これまでの集大成として「おいしい」の展覧会のオープニングイベント(参加者それぞれのトークタイムあり)を開催します。

  • ゲスト講師:ハーチ株式会社

※第9回・10回への参加は全10回通し参加の方のみです(単発参加不可)

こんな方におすすめ

  • 食に関する社会・環境課題に関心があり、広く学びたい方
  • 日々の食生活をサステナブルなものに少しずつ変えていきたい方
  • 仕事で食のサステナビリティを扱っている、または考えているビジネスパーソン
  • その他、コンセプトにワクワクした方はどなたでも大歓迎です!

運営について

PLAT UMEKITA企画編集室

うめきた公園の中心にある体験型共創拠点PLAT UMEKITAでは、エシカルとエンターテイメントをかけ合わせた「エシカルテインメント」をテーマに、さまざまなイベント、展示、ワークショップなどを開催していく。そのコンセプト設計からイベント企画、運営までを行なうのが「PLAT UMEKITA企画編集室」。運営母体であるTOPPANのほか、エシカルやサステナブル分野に知見を持つハーチ、アートやカルチャー文脈に強いCINRA、新規事業を生み出す人材を育成する事業構想大学院大学の4者でチームを結成し、「公園の過ごし方」や「日々の暮らし」を遊びながらアップデートするような体験プログラムを仕掛けていく。
URL:https://platumekita.com/articles/interview-20240827/

PLAT UMEKITA

PLAT UMEKITA」はグラングリーン大阪のうめきた公園のまんなかにある、みんなでつくる未来のための遊び場です。あらゆる人がつどい、いこい、あたらしい価値をつくり、わけあう場所。ひとりでもふたりでも、もちろんみんなでも、ぷらっと遊びに来てください。
公園の、まちの、毎日の、ちょっとあたらしい過ごしかたが見つかるはずです。さあ、今日は公園でなにしよう?

PLAT UMEKITAの3つの機能

本施設はうめきた公園内「大屋根施設」の中心に位置する仕切りのないオープンスペースで、以下の3つのゾーンで構成されます。
① INFO(情報発信ゾーン)
うめきた公園やグラングリーン大阪全体のインフォメーション。
観光客や公園利用者に向けて、公園の様々な施設やイベント、その他様々な情報発信を行います。

② IDEA LAB.(自主企画ゾーン)
“エシカルテインメント”の情報発信+リビングラボスペース。
TOPPANを中心にCINRA、ハーチ、事業構想大学院大学の4者で「PLAT UMEKITA企画編集室」を組成。IDEA LAB.をベースにこのスペースのコンセプトを体現する展示/イベントを様々なクリエイターと共創します。また、定期的なワークショップも開催し、都市公園の新しい楽しみ方をつくりだすコミュニティの創出を目指します。最新のエシカル情報を発信し、リアルスペースでの企画に連動した各種メディアも制作する予定です。

③ GALLERY(多目的ゾーン)
展示やイベントで共創がうまれる多目的の貸しスペース。
様々な企業のコーポレートブランディング、新規事業開発、プロトタイピング、テストマーケティング、製品・サービスのプロモーションなど様々な用途で活用可能なスペースです。IDEA LAB.と共創型でエシカルテインメントの実践もサポートします。

  • 住所:大阪市北区大深町5番94号グラングリーン大阪うめきた公園サウスパーク PLAT UMEKITA
  • 休館日:年中無休
    ※災害などの緊急時や施設メンテナンスなどで、臨時休館させていただく場合がございます。
  • 営業時間:10:00-20:00
  • URL:https://platumekita.com/

▶︎お申し込みはこちらから

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