オランダのトニーズチョコロンリーは「トニーズの公平な代替品」キャンペーンを展開した。大手チョコレートブランド4社のデザインと味を模倣した商品を期間限定で販売することで、カカオ農家への十分な給料の支払いと良質なチョコレートの製造は両立できることを伝える企画だ。しかし、Mondelez社がトレードマークの紫色パッケージに反対し、トニーズを訴えた。そこでトニーズはパッケージをグレーに変え、「弁護士ではなく農家に支払え」と反論した。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。