インドのカースト制度最下層の「ダリット」女性が運営する新聞社「カバル・ラハリヤ」の活動を追ったドキュメンタリー映画『燃えあがる女性記者たち』が上映された。2002年の発刊以来、14年続けてきた紙媒体からスマートフォンを使った動画発信への転換や勇気ある取材姿勢を描く映画だ。映画では彼女たちの闘争や葛藤を浮き彫りにし、危険と隣り合わせの取材とインド社会の複雑さを訴えかける。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。