ウクライナでは、軍事侵攻により宗教施設や博物館、記念碑、図書館など文化財が数多く破壊されている。そこで、文化財の3D画像を残すデジタルアーカイブプロジェクト「Backup Ukraine」が始まった。同プロジェクトには3Dスキャンアプリを提供する米企業のPolycamや、ユネスコなどが関わっている。参加するボランティアの人々は、特別なトレーニングを受けなくても、自分のスマートフォンで簡単に未来に残すための3D画像を作成できる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。