紛争や自然災害で難民が急増した世界を想定して、建築家兼アーティストのブレス・イー氏は、大気中からCO2を回収する、宙に浮かぶ家「Carbon Capture Refuge X(CCRX)」を考案した。要となる設備は直接空気回収(DAC)に利用するファンとソーラーパネル。ファンは取り込んだ炭素を電気エネルギーに変換する。エネルギーはCCRXに張り巡らされたネオン管を通り、床、壁、屋根に電気を供給する。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。