光触媒と超親水のテクノロジーを用いた素材で作られたビル。都市の空気を綺麗にする機能をもち、光触媒は太陽光を吸収してエネルギーに変え、水分を空気中から取り出して二酸化窒素を破壊した上で水蒸気と塩を作り出す。さらに、雨が降れば、この素材で出来た外壁は超親水の機能によって雨粒を表面にくまなく広げることで汚れを取り除く。これら2つのメカニズムがバクテリアの増殖を防ぐこともできる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。