CO2を出さず健康にもいい自転車通勤だが、天気に左右されることが多い。そんな課題を受け、サイクリング専用ロード「MINILOOP」がロシアに誕生した。パイプ状にデザインされた通路には屋根がついており、温暖な地域では空気の通りをよくして、寒い地域では断熱構造にするなど、どのような天候下でも快適に自転車で走ることができる。これにより、道路から車の数が減り、大気汚染と交通渋滞が緩和されるだけでなく、自転車と歩行者の接触事故が減少する効果も期待されている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。