都市での生活者がつくったコンポストを農家に届け、農家の野菜を生活者に届けるCSAループでは、野菜の受け渡しを行うのが基本のルーティンだ。消費者が堆肥を持参していた場合、生産者は、受け取った堆肥を野菜を積んできたスペースに載せて帰るので、運搬コストも最小限に抑えられる。野菜の受け渡しのタイミング以外にも、会員が生産地に足を運び、現地で交流する機会も大事にしたいと考えている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。