ドイツのMade of Air社は木が吸収した炭素がずっと固定されるよう、廃棄される木材から作ったバイオ炭を原料とするバイオプラスチックを開発した。ライフサイクル全体で排出するCO2よりも多くのCO2を蓄える、カーボンネガティブな素材。除去した炭素をできるだけ長く保持させたいという理由から、このバイオプラスチックを車や家具など寿命の長い製品に利用することを想定している。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。