カリフォルニア大学などの研究者らが、特殊な液体が入った密閉容器に食品を入れ、冷凍庫で冷やす新たな冷凍の手法「等積・定積冷凍(isochoric freezing)」を発表した。従来の冷凍技術では温室効果ガスの排出量が高いが、等積・定積冷凍技術は世界でのエネルギー消費量を年間最大64億9,000万キロワット、CO2排出量を年間45億9,000万kg削減できると見込む。また、食品の品質を大幅に改善し、より長く保存することも可能になるという。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。