米国モントレーベイ水族館が発表したのは、4種類の温室効果ガスの排出源と、地球の表面温度とを比較して作成した世界地図だ。北米や西欧、東アジアは、多くの温室効果ガスを排出することを示す青色になっている。東欧やアフリカ、北極圏は明るい赤色で、温室効果ガスの排出量が少ないにも関わらず気温が大きく上昇している。地球上の限られた地域で排出される温室効果ガスによって、世界全体が気候変動の影響を受けることが明確に分かるようになっている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。