東アフリカでよく利用される交通手段・バイクタクシーが、排気ガスによる環境負荷や運転手の貧困が現地の社会課題となっている。ルワンダのAmpersand(アンパーサンド)社が新たに開発した電気バイクタクシーは、従来のガソリンバイクに比べ温室効果ガスの排出を75%削減。耐久性やパフォーマンスにも優れており、振動や騒音を低減する効果もある。また、これまでかなりの額を費やす必要があった燃料代やメンテナンス費を節約できるため、運転手の収入増が期待されている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。