メキシコに大量にあるサボテンの廃棄される皮をバイオ燃料に変えるプロジェクト。ガソリンよりも安く生産でき、将来的に枯渇しないこともポイント。近年バイオ燃料の原料となる小麦や大豆を製造するために行き過ぎた森林伐採が問題視されているため、サボテンも同様に過剰な生産を引き起こさないような考慮が必要だが、現在の大量の廃棄物を減らすという観点でこのプロジェクトには期待ができる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。