ヨーロッパ随一の環境先進都市フィンランドのラフティ市では、専用のアプリを使って登録した市民一人ひとりの移動に関するデータを自動的に計測している。このアプリは、登録者の移動手段、距離、所要時間などからCO2排出量を自動で算出し、シェアカーや自転車などのエコな交通手段で排出量を抑えると、バスの割引券や自転車修理の割引クーポンといったさまざまな報酬を与える仕組みになっている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。