Zunum Aeroが造るのは、10~50人乗りの短距離用ハイブリッド電気航空機。利用頻度が少ない地域の空港を積極的に活用する方針だ。ハブから地域の空港へと交通量が移ることで速く安い移動が可能となり、同社の試算では、移動時間を40%、交通量の少ない空港なら80%にまで短縮できるという。航空運賃も現在の40%~80%以下にすることが可能だ。さらに二酸化炭素排出量も80%低減、騒音も75パーセント減少させられるとのことである。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。