鳴海屋紙商事と福祉事業所NOZOMI PAPER Factoryの協働で行う「TANABATA PAPERプロジェクト」は、仙台七夕祭りで使われる七夕飾りを分別、リサイクルし、再度すき直して短冊を作るというもの。従来、膨大な手間がかかるために手が付けられてこなかった七夕飾りの完全分別だが、これを福祉施設のメンバーに依頼、分担してもらうことで実現した。これにより雇用を生み出すと同時に、和紙職人の高齢化や後継者不足の問題にアプローチしている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。