10歳の少女、マチルダ・ハンディが祖父母に手紙を書きたいとの思いから生まれた「天国への郵便ポスト」が英国国内の40ヶ所以上で設置されている。手紙は約3,000通以上投函された。ワーリントンという地区では、手紙は生分解性の野花の種が入った紙に書かれ、その後庭に植えられる。一方、オックスフォードやファリンドンでは、天国ポストがいっぱいになったあと、プロジェクトを管理するチームが手紙を開かないまま、墓地に埋葬される。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。