米国の出版社ペンギン・ランダムハウスは、他の3団体と提携し、禁書に対する意識を高めるため「禁止されたワゴン」キャンペーンを実施した。近年、LGBTQ+など多様性への理解が進む一方で、保守的な意見との対立が表面化していることが禁書の背景にある。同キャンペーンは言論の自由を支持し、検閲に抗議の意思を示すことを目的に閲覧規制の影響を強く受けたコミュニティをワゴン車でまわり、禁書の対象となった本を無料で配布する。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。