地域社会の緑化に貢献する、石井造園の「緑化基金」
石井造園株式会社では、CSR活動の一環として「緑化基金」の取り組みを行っている。各作業現場の請求金額の下三桁と同額を、お客さまと石井造園それぞれから寄付金額として蓄える。そして、1年ごとに貯まった金額を石井造園をとおして地域社会へ還元する取り組みである。寄付金は、近隣の学校や地域施設、団体の緑化活動に活用している。加えて、石井造園敷地内にある自動販売機の飲み物が1本売れるごとに5円を緑化基金の一部として寄付する取り組みも開始した。
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中南米の負の歴史を歌う楽曲“This is Not America”
2021年にリリースされた歌手レジデンテの楽曲「This is Not America」は、アメリカ大陸の他の国々（ラテンアメリカ）を主題にしている。「America」とは単にアメリカ合衆国を指すのではなく、中南米も含めた大陸全体を意味し、この楽曲でもその点が強調されている。MVではラテンアメリカ諸国の政治的な腐敗や不正、抗議運動などが描かれ、その象徴的な「負の歴史」との闘いが示されている。
ごみをまとって踊るコンゴのアート集団「キンアクト」
コンゴ民主共和国の首都キンシャサで、ゴミを身にまとい、路上でパフォーマンスする「キンアクト」は、破壊される森林と堆積されるごみを認識させるため、活動を行っている。キンアクトは捨てられたゴミを衣装やアートに活用し、環境破壊や医療不足を表現する。毎年開催される「キンアクト・フェスティバル」では、社会問題に対する意識を高めるためのパフォーマンスやワークショップを通じて芸術と活動を結びつけ、影響を広げている。
廃棄物で作られた水上の大聖堂「Cathedrall」
オランダ・アムステルダムの「Cathedrall」は、水上に浮かぶ大聖堂を都市廃棄物で建設するプロジェクトだ。修道院が研究とイノベーションの拠点とされていることに着想を得たという。デザインと活性化の取り組みを通じて、前向きな行動変容をもたらすことを目指している。さまざまな企業、団体、個人のコラボレーションを促し、協力し合うことで実現する新たなモデルを目指す。
禁煙エリアの喫煙者を周囲の人が”見つめる”、香港の政策アイデア
香港の保健長官が、禁煙エリアで喫煙しようとする人々に他の人々が「じっと見る」ことで喫煙をやめさせるアイデアを提案した。香港ではレストランや職場、屋内の公共スペース、屋外の一部の公共スペースでの喫煙が禁止されており、違反者には罰金が科される。禁煙エリアで喫煙しようとする人を「じっと見る」アイデアは、禁煙の文化を推進し、法律に頼らずとも禁煙を奨励する試みとして議論されている。
緊急時に「いかだ」に変身するソファ「Bliss Sofa」
「Bliss Sofa」は「いかだ」に変身するソファだ。防水素材で作られ、海面インディケーターが「臨界」マークに達すると安全ないかだに変わる。パドルや緊急用ストロボなども備えつけられ、海面上昇による洪水に備えて安全な場所を提供する。このプロジェクトは政府や個人の無関心や気候変動の風刺であり、気候危機への実践的な対策を促す。このソファは10万ドルの価格で販売され、一部の収益はUNHCRに寄付される。
座るだけのSOSサインを伝えられる、子どものための対話型ベンチ「バディ・ベンチ」
北米では「バディ・ベンチ」と呼ばれるベンチが子供たちの「居場所」作りとして広がりを見せている。このベンチに座ることで、周囲に心のSOSを知らせる意図があり、周囲の子どもたちはそのベンチに座っている子がいれば、ただ一緒にいてあげたり遊んだりと、手を差し伸べることができる。バディ・ベンチは座ることで辛さを認識し、適切なサポート方法を学ぶ。この取り組みは、子供たちの孤立や苦悩を軽減し、メンタルヘルスの意識向上に寄与している。
菌糸体の循環を促す、アムステルダムの「ジェントル・ディスコ」
オランダ・アムステルダム中央駅近くの水辺で音楽に合わせて踊る人々がいる。「ジェントル・ディスコ」と呼ばれる循環型ダンスパーティであり、彼らは菌糸体でできた四角いマットの上で踊ることによって菌糸体を活性化し、循環生態系を促進することを目的としている。ジェントル・ディスコはアムステルダムのMediamaticという場所で行われ、サーキュラーエコノミーの一環として実験的なプロジェクトの一部である。
「男女の家事負担の不平等」を可視化するアプリ
スペインの平等省が、男女間の家事不均衡を可視化する無料タスクアプリを発表した。アプリは男性の家事参加を促進し、女性の負担を軽減することを目的とし、家事時間を記録して不均衡を浮き彫りにする。スペイン国内では女性が家事の大半を担当しており、統計では女性の家事時間が男性より多いことが示されている。アプリは単に家事時間を記録するだけでなく、精神的負担にも焦点を当て、さまざまな状況で家事の分担ができるよう設計されている。
不安や悲しみを吹き飛ばす「踊れるキオスク」
「ダンス・キオスク」は、ピンクのボックス内で8人までが踊ることができ、悲しみを癒す場所である。音楽やヨガ、瞑想、ダンス教室が提供され、悲しみや不安を吹き飛ばし、幸福を見つけることができる。このプロジェクトはAnnie Frost Nicholson氏と「The Loss Project」という団体によって英国で立ち上げられたものである。 Nicholson氏は自身の悲劇的な体験を共有し、それを元にして公共アートとして展開している。
